矯正担当医

矯正担当医 柿沼宏美

【経歴】

平成元年、昭和大学歯学部卒。同年、ポール矯正歯科センター入局。同センターにて3年間の研修、6年間の勤務を経て平成9年より横浜市社団法人クローヴァ歯科クリニック矯正担当。

矯正歯科全般の他、小児歯科をタイアップした子供の咬合管理、育成に従事。

 

所属学会

・日本矯正歯科学会

・東京矯正歯科学会

・成人矯正歯科学会

・日本口蓋裂学会

 


歯をみがく事が一番大切な事です。

 

矯正とは一つの病気を治すことで、むし歯を作ることではありません。

「矯正をしたらむし歯になってしまった」と、はずかしいことを言うお母さんがしばしばみうけられます。

むし歯になるということは、”いかに歯ブラシをしなかったか”ということになります。いいかげんなやり方ではなんにもなりません。

いつもきれいにみがいていても防げない場合がありますが、きれいにみがいていて年月をおって自然に出来たむし歯はわかります。

 

矯正治療を行なっている間は矯正器具が虫歯になりやすい環境を作る事は確かです。虫歯は本人の自覚にもよりますが、体質的な問題もあるのも事実です。当院では治療中の口腔内環境を改善するためにクリーニングと歯ブラシ指導に力を入れて、安心して矯正治療を受けてもらいます。

成人の矯正

 

成人の矯正では口元の治療中の外観の羞恥心で治療を踏襲するケースがあります。

私は初期における歯の移動を内側から行ってスペースを作り上げた後にワイヤーを使い一気に歯の移動をします。

ブラケットは歯と同じ色の材質を用いるので外観はほとんど気になりません。

矯正治療は成人においては歯周病の予防や正しい発音の改善にも必要となりますので、積極的に受診していただきたいと思います。

また、矯正治療は高額で、そうは思ってもなかなか踏み切れないと言われますが私はもっと矯正治療を皆様の身近な治療となったらと思いますので治療費もリーズナブルにし、矯正治療の普及に努めていきたいと思います。