Q:総入れ歯かインプラントにするかで迷っていますが、どのように考えれば良いですか?
A:基本的にはインプラント治療の方が良く噛めますが、年齢やオペに抵抗のある方は総義歯を選択します。顎の骨が無い場合はインプラントを2本か4本植立して、そこに磁石を付けて入れ歯を安定する方法があります。 当院の総義歯は外観も本物の歯のように作りますから安心です。
Q:インプラントは色々なメーカーがありますが、異なるメーカーのインプラントはどのように使い分けるのですか?
A:それぞれのメーカーには特徴があり、大きく分けるとHAコーティングを施したものと、チタンの表面処理したものがあります。骨との結合のタイミングやインプラントの太さや形、上部構造のバリエーションで選択します。
Q:インプラントの治療時間はどのくらいかかりますか?
A:標準的な骨の状態であれば1本につき実質30分位ですが、骨の形態が悪く、GBRなどの人工骨が必要な場合は1時間以上かかります。
Q:カウンセリングの予約はどうすれば良いですか?
A:通常は木曜日にお願いしていますが、他の曜日でも大丈夫です。電話かインターネットで結構です。最初は口腔内を拝見してパントモ撮影と概要を丁寧に無料で説明します。
Q:抜歯をしてすぐにインプラントを埋入できますか?
A:大きな細菌の感染がなかったり、歯の回りの骨が残っていれば抜歯してすぐに即時埋入できます。
Q:インプラントを入れた後、歯が無い状態で過ごさなければなりませんか?
A:外観をカバーする方法はいろいろなアイディアで解決します。例えば接着型のブリッジを使ったら審美的義歯を入れたりします。あるいはいずれはまず細いインプラントを植立して、そこに仮歯をたてます。
Q:手術は痛いでしょうか?
A:ほとんどの場合、通常の局所麻酔程度で無痛テクニックで行いますので、心配はいりません。
Q:インプラントの被せ物はそのような物がありますか?
A:上部構造は基本的にセラミックス、ハイブリットタイプ(セラミックとレジンの中間的材料)、金属がありますが基礎構造にジルコニアを使う場合があります。審美的にはセラミックがすぐれ、耐久性は金属に軍配が上がります。
Q:メンテナンスはどのようにしたら良いですか?費用はいくらかかりますか?
A:術後のメンテナンスは天然歯の手入れとほとんど同じですが、インプラント周辺は根元が細くなっているので特に歯間ブラシの使い方の練習が必要です。基本的に年間3~4回来院していただくシステムになっており、クリーニングは3,000円です。
Q:歯周病で歯にプラークが付いていてもインプラント出来ますか?
A:出来ます。歯周病が原因の抜歯は骨がほとんど無くなっているので、新たに骨を作る事から始めなければなりません。抜歯後良く感染源を削除し清潔にしてから行います。
Q:金属アレルギーがあるのですが、インプラント治療は出来ますか?
A:インプラント体は99%以上の純チタンですから、これが反応することはほとんどありません。当院では金属アレルギーがある方でもチタンに反応した事はありませんが、パッチテストでの検査はします。
Q:顎の骨がなくともインプラント治療は出来ますか?
A:出来ます。骨が無い場合は人工膜や人工骨、あるいは自分の骨を移植して骨を作れるので心配いりません。
Q:インプラント治療は何歳でも大丈夫ですか?
A:当院では83歳の方も経験していますが、内科的問題がなければ植立は可能です。
ただし、18歳以下は骨の成長が途上ですので、年齢が達するまで待つ必要があります。
Q:手術の日に仕事を休まなければならないですか?
A:通常の手術であれば抜歯後の様子とほぼ同じですから投薬による痛みと腫れの沈静化をしますが、本数が多くなったり、人工骨を使用した場合は1日か半日休養した方が良いでしょう。