院長コラム

【2015.05】インプラント治療は究極のアンチエンジング法

 

インプラントは入れ歯のように金属の金具もなく、見た目には天然の歯といってもだれも疑う人がいないくらい美しく自然です。食事も普段通りにでき、大きな口で笑ったり、お話をしたりできます。

 

それだけではなく、しっかりと噛めるということから身体にさまざまによいことが起こります。

 

現在、社会的に大きな問題となっている認知症ですが、合わない入れ歯をされていた方が入れ歯を作り直してしっかりと噛めるようになると認知症の症状が軽減されたという例が多くあります。

インプラントであれば、さらにその効果は大きなものになるのではないでしょうか。このように噛むことは大脳への刺激となり脳を活性化させ、認知症予防にもよいということがわかってきました。

 

失った歯の治療はこれまでは義歯が中心でしたが、その咀嚼力は天然の歯に比べて格段に弱く、総義歯になると5分の1から10分の1以下になるという報告もあります。そのために硬い物は咬めなくなってしまいます。

 

その点、インプラントは天然歯と同じようにしっかりと噛めるのでなんでも食べられ、栄養も十分取れますし、口のまわりの筋肉も発達してお顔の表情にも若さがみなぎります。患者さまの目の輝きが違って来ることにも驚かされます。

口のまわりの筋肉を使うことでお顔全体が引き締まって、目の周囲の筋肉も刺激されて生き生きとしてこられるのだと思います。咬むことはほんとうに大事なことだと改めて実感します。

 

咬むことは生きていく上での基本であり、命を支え、若さを保つ重要な働きをしているといえます。インプラントでもう1度、人生を取り戻すことは究極のアンチエイジング法だといえます。 

 

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