院長コラム

2014.12 寿命の長いインプラントと10年保証

インプラント治療においてはできるだけ長持ちをして、1度入れたインプラントを一生、使い続けられることが理想です。そのために耐久性を考慮してインプラントを選ばなければいけないということがいえます。

インプラントの耐久性はその表面積によるところが大きいので、直径が大きくて長さも長いものが耐久性があるといえます。ですから、太いインプラントを採用する必要があるのですが、あごの骨の方にそれだけの厚みがなければインプラント本体が露出してしまって埋入することができません。

当院では骨の量が少ない患者さんの場合には安易に細いインプラントを埋入するのではなく、造骨をして骨に厚みを増してから標準的な太いインプラントを採用するようにしています。

インプラントのための高額な治療費を患者さまにご負担をいただくのだから、失敗は許されないという責任感とできるだけ長く使っていただきたいという思いがあります。当院でインプラントの10年保証(上部構造の被せ物は5年)を行っているのもそのためです。10年以上の長寿命インプラントが当院のモットーですし、それだけの自信もあります。実際に当院のほとんどの患者さまが10年以上、問題なく使用されています。

それでも万が一、なんらかのトラブルが生じた場合は、再度埋入しなおしてリカバリーをさせていただくことでご納得をいただいています。

ただ、この10年保証につきましては年に3回の定期的な検診とクリーニングを受けていただくことが条件です。

インプラントも天然歯と同様に管理を怠ると、歯周病のような症状を伴うインプラント歯周炎を起こす場合があります。インプラントがいくら丈夫でもその土台が崩れてしまってはせっかくのインプラントも台無しになってしまいます。ですから、日頃の歯磨きと定期的な検診+クリーニングを怠らないということが大切です。

インプラントは治療が終わってからがほんとうのスタートといってよく、患者さまとクリニックとが二人三脚でしっかりとケアしていく必要があるのです。

←コラム一覧に戻る